令和3年 『新年のご挨拶』

 新年、明けまして、おめでとうございます。

 昨年、2020年は、新型コロナウィルスに世界中が翻弄(ほんろう)された
1年でした。
 当同窓会も学校(六郷工科高校)が休校(詳細は同窓会ニュース・臨時号
(12月20日発刊、杉野先生投稿〝コロナ禍の六郷工科高校"参照。尚、臨時号はホームページに掲載済)となり、毎月開催していた理事会が出来なくなりました。
 そこで急遽(きゅうきょ)会場探し、たまたま空いていた大井町駅前の「きゅりあん(品川区立総合区民会館)」会議室を借りることが出来、3月14日理事会を開催しました。
議案は差し迫る総会・懇親会開催の有無及び同窓会ニュース発刊などでした。

 その後、感染拡大による「緊急事態宣言」が発令され区民会館やその他の会場も軒並(のきな)み休館、その上外出自粛(じしゅく)、原稿などは集まっているものの、とても編集会議などを開ける状況ではありませんでした。
 そこで、やむなく今、流行(はやり)のテレワーク、電話とメールでの遣(や)り取りでしたが、ある程度煮詰(につ)まった段階で拙宅(せったく)にて打合せ、そしてやっと借りられた「きゅりあん会議室」で12月12日当年2回目の理事会を開催しました。 コロナ禍のなかでしたが10名ほどの理事さんが集まってくれ、「同窓会ニュース」の最終打合せ、そして今後の同窓会運営について話し合いました。
「同窓会ニュース」につきましては、なんとかクリスマス前までにはお手許にお届けしたいと努力致しましたが諸般の事情により年末か年あけとなってしまい、誠に申し訳なく深くお詫び申し上げます。
 同窓会の運営については、本年2月20日を第1回目の理事会とし、各月1回の開催を予定、会場は6月迄すでに確保してあります。
 先行き何が起こるかわかりませんが同窓会運営に全力を尽(つく)す所存です。

 年頭にあたり、日本の資本主義の父といわれ、また、2024年には福沢諭吉氏に変り新1万円の顔となる渋沢栄一氏の「ことば」を同窓会の皆様にお贈りし、挨拶と致します。
  『四十・五十は洟垂(はなた)れ小僧、
      六十・七十は働き盛り、
         九十になって迎えが来たら
            百まで待てと追い返せ』

                     令和3年 元旦

港工同窓会会長
港(全)3期電力科卒
  前田 武男