港工同窓会について

港工同窓会会長挨拶

同窓会再建三十年目を迎えるにあたって!

港工同窓会会長   
港(全)3期電力科卒
前田 武男  

 平成元年、30年近く活動を休止していた港工同窓会の再建総会が東京大手町のサンケイホールで二百余名の参加者により開催されました。その折、不肖私が二代目会長を拝命してから三十年が過ぎようとしています。
 よく十年一昔と云われますが、私達は三つの昔を歩んだことになる訳です。「おぎゃあ!」と生まれた赤ん坊も成人・結婚、子供が居てもおかしくないような永い年月です。
 同窓会再建にたずさわった高橋光春先生(故人)を始めとして、港工業卒・港工業奉職の加藤琢二先生、洞毛義弘氏(故人)、栗田吉夫氏の3期卒3名、ならびに幾本嘉夫先生ら多くの皆様のご苦労は並大抵のものではなかったと想像されます。私はその苦労に報いる為にも同窓会は存続させねばと強く感じています。
 「水の流れは細くとも、とどまることなければ濁らず、また人を得れば大河となることもあり得る。が、ひとたび停滞するならば流れの方向も定まらず、新しく流れの渦を作らねばなるまい」と、初代同窓会会長 久保田鉦雄氏(故人)が母校20周年記念誌に書かれています。
 しかし再建当初の仲間達も次々と去り、私の周りには唯一、私の片腕として全面的に支えてくれた心の友、同期の加藤琢二先生も病に倒れ、私も85才の大台を超えました。
 また、一方で苦慮しているのは同窓会の運営資金問題です。皆さんもご存じのように収入は500名前後の賛助金のみ、約100万円程度。それも年2回発行の同窓会ニュースの印刷代及びその送料や総会通知等でそのほとんどが消え、懇親会でのホテルに支払う宴会費(1名当り 約8,000円)で、参加費(¥5,000円)と来賓者(無料)の費用補てん等によって基本財産が減少し、現在160万円程度になっています。
 そこで再建30年目を機会に、総会は学校で毎年、懇親会は二年か三年ごとに開催したらどうか「提案します!」。理事会で充分審議し、結論を出すつもりです。
 「水の流れは細くとも、とどまることなければ濁らず」の心境です。
 何はともあれ再建30周年記念親睦会はイベントとして世界的マジシャン前田知洋氏を又招き、ご家族(お子様を含む)を無料招待し、大いに盛り上がりましょう。皆様にも良い案が有りましたらぜひご提案下さい。
 また、同窓会が今日あるのはひとえに皆様方の熱いご支援の賜物と心から感謝しております。
 私は、港工高が自分の人生の原点であったような気がします。
 俺、母校が好きなんだよな!
 老骨にムチ打ってがんばります。
 今後ともご指導・ご支援・ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。

<港工同窓会ニュース 第16号より抜粋>

 

会員数

港工同窓会会員は、正会員(卒業生)と特別会員(元校長、元教職員)から構成されています。 平成30年4月現在、事務局で把握できている会員数は以下のとおりです。
    <注>港工同窓会ニュース(第17号)発行にともない、情報を一部更新しました

 区分 学 校名  在籍者数  確認数 (亡)
 正会員  高輪第一本科  771  50 100
 高輪第二本科  768  19 96
 麻布第一本科  485  89 161
 港・定時制  3,867  561 110
 港・全日制  9,774  3,395 373
 小計  15,665  4,114 840
 特別会員  旧校長  15  5 10
 旧教職員  626  238 153
 小計 641 243 163
  総 合 計  16,306  4,357 1,003